
馬油は「ばあゆ」と読むのが正しいらしい。
貴重なパルミトレイン酸を含むのが特徴だ。
パルミトレイン酸は、ヒトの皮脂に類似しているため、非常になじみが良い。
さらにオレイン酸、リノール酸、リノレン酸とバランスよく含有しているため、保湿感がありながら軽さもあり、皮膚の修復効果が強い。
がっさがさに手荒れした時、馬油のクリームできれいになったので感動して以来、馬油の大ファンになったのだ。
さて作り方。

溶けたらよくかき混ぜる。

分離しないことを確認しつつ…
湯煎を外し、ひたすら混ぜるべし。
最初ブツブツだった質感が、次第になめらかクリーミーになってくる。
きれいなクリーム状になったら、混ぜながら冷めるのを待ち、粗熱が取れたら精油を入れ、さらに撹拌する。
今回入れた精油は、カモミールローマン、ホーリーフ、シダーウッド。

旅行用の小分け容器でもいいし、ガラス容器でも可。
私がよく使うのは、市販の風邪薬(べ○ザブロックとか)の入っていたガラス容器。
作った日付を書いたラベルを貼っておく。
防腐剤が入っていないので、小さめ容器に小分けして、使わないのは冷蔵庫で保存しておくと日持ちする。
本当に手がすべすべになるので、馬油とスクワランで作るクリームは、私の定番クリームになった。
馬油が手に入ったら、ぜひお試しを。