2011年08月29日

ドラマ

もともとそれほどテレビを見るほうではないが、最近見たドラマをいくつか。


胡桃の部屋
原作向田邦子。
NHKで、向田ドラマを作るのは25年ぶりだそうだ。
向田ドラマと言えば、私の中によみがえるのは「阿修羅のごとく」と「あ・うん」。
ドラマスタッフもそれは同じだったようで、音楽担当の人は、「阿修羅のごとく」の音楽「ジェッディン・デデン」を意識せざるを得なかったらしい。
それは、当時まだ日本で知られていなかったトルコ軍楽なのだが、ものすごくインパクトのある曲なので、一度聴いたら私は20年くらい忘れられなくなった(そして20年後にCDを買った)。
思い切りエキゾチックなのに、どこか懐かしさも感じる。
今でも私にとって特別な音楽である。
メフテル(トルコ軍楽)に対抗したわけでもないのだろうが、「胡桃の部屋」ではガムラン音楽風の曲が使われている。
ガチャガチャっとした音が印象的だが、ジェッディン・デデンのインパクトにはかなわない。
そして、ドラマそのものとしては、残念ながら大したことがない。
主役の演技力が…。
「ゲゲゲ…」とキャラが同じで、表情も同じ、せりふの言いかたも同じに聞こえる。
「あ・うん」などの岸本加代子の魅力を記憶しているだけに、せっかくの向田ドラマが生かされなくてもったいないなと思う。

テンペスト
NHKを見てたら、すごく番宣が入るので、ちょっと興味を持ち見始めた。
女性が性を偽り、男の世界で生きる、というテーマは昔からけっこうある。
せっかく才能に恵まれていても、昔は、女が選べる道はすごく狭かった。
嫁に行って家庭を守り、子供を産んで子育てして…
それ以外の人生は許されなかった時代が長かったので、今の時代に生まれ、一応職業も結婚も自由に選択できる幸せに感謝しよう。
で、このドラマ、発想はすごく面白いと思うのだが、やっぱり残念ながら役者の演技力で魅力が消されている。
Gacktという人は、不思議な妖しさはあるが、演技力はない。
仲間由紀恵も、美人だが演技力はない(どの役をやっても、せりふが「ごくせん」っぽく聞こえるのだ)。
演技力が乏しいと、ドラマの内容がすごく稚拙に見えてしまう。
もともと、仲間が男に見えるわけがなく設定に無理があるので、そこを演技力でカバーしてリアル感を出してほしかったが、せりふ回しが不自然なので、茶番っぽい感じが強くなってしまった。
せめて仲間由紀恵が、琉球ことばを言ってくれたらよかったのに、と思う。
門番をやってるおじさんなんか、琉球ことばのおかげですごく魅力的に見えるのに。

坂の上の雲
このドラマ、なぜかリアルタイムでは見ていなかったのだが、最近再放送されているのを見ている。
ああ、どうして今までちゃんと観てなかったのだろう、と思わず悔やんでしまうほど感動。
明治人の志の高さがすがすがしく、胸がすくような思い。
日本人であることを誇らしく感じるほどだ。
ドラマ全体の質を上げているのが、俳優たちの演技力である。
上手な人ばかりを集めたのだなぁ(松たか子だけ残念)。
せりふはむしろ少なく、目や顔の表情、無言の「間」がものを言う。
秋山兄弟がカッコよくて、もう。
正岡兄妹もほんとに素敵。
この後は広瀬武夫の出番も増えてくるので楽しみだ。
ノンフィクションの強みなのか、観てるとあまりの面白さにぐいぐい引き込まれ、録画して何度も繰り返し観たくなる。
出てくる人が素敵すぎるためだろう。
主役3人はもちろん、伊東四朗や菅野美穂ら脇役もさすがで、こんなドラマチックな出来事が現実にあったのだなぁ、と人の命の輝きに胸を打たれてしまう。
実は、このドラマを見てから、「テンペスト」が急に幼稚に感じられてしまった。それまではそこそこ面白く見ていたのに。


振り返ってみると、NHKのドラマばっかりだ。
うちでは、野球以外ほとんど民放を見ないのだ。
否定的なことも書いたけど、NHKのファンゆえということでお許しを。
posted by じょあろ at 10:30| Comment(2) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月20日

パルミジェン

パルミジェン.jpg
馬油  380g
オリーブ油  500g
パーム核油  100g
ステアリン酸  20g
水  350g
苛性ソーダ  128g(10%ディスカウント)
グリーンクレイ  大さじ1
精油  はっか  100滴
  パチュリ  70滴
  ラベンダー  100滴


うちの職場には、ソーパーが多い。
そのうちの一人、同僚が馬油を共同購入してくれた。

馬油は温泉の売店などでよく目にするが、化粧品として売られているため、少量で高価。
せっけんに入れるなら、スーパーファットとして大さじ1杯程度がせいぜいである。

馬油.jpg
今回共同購入してくれたのは食用の馬油。
食用の馬油を扱っている店は多くないので、ご存知の方も多いかと思う。九州のあのお店である。
食用になると値段がぐっと下がるので、今回は1sを購入した。
これで、馬油をふんだんに入れた贅沢せっけんを作ろう!

というわけで、上記のせっけんができた。
馬油の良さを味わうため、レシピはシンプルにしてみたのだが、これが実に。
泡がとてもきめ細かくもちもちして、洗うと何とも気持ちがいい。
馬油のファンが多いのも頷ける、さすがのしっとり感だ。


馬油は、動物性油脂の中ではダントツのなじみやすさと高い保湿力を持つ。
脂肪酸組成ではパルミトレイン酸が多いのが特徴。
皮膚の細胞組織の再生に役立つパルミトレイン酸は、アンチエイジングの脂肪酸として注目されている。
posted by じょあろ at 14:51| Comment(0) | 石けん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする