札幌には、紅茶専門店がいくつかあるので、そのご紹介。
サロン・ド・テ アズ

知る人ぞ知る、本当に紅茶好きが行くお店(だと思う)。
ひとことで言えば「本格的」、日本紅茶協会認定の「おいしい紅茶の店」。
メニューの中心はダージリンだが、農園別になっているので、ダージリンだけで10数種類に及ぶ。
メニューを選ぶのが大変そうだけど、農園の知識とかは別に必要じゃなくて、気分や好み、体調なんかを伝えれば店主さんが合った紅茶を選んでくれる。
スイーツも置いてあるけど、できれば紅茶だけをいただく方が、紅茶の味の繊細さがよくわかるように思う。
リーフルの茶葉使用。
行くたびに、必ず満足できるお店。
紅茶専門店 ニルマーネル

一番よく行くお店。
紅茶専門店なんだけど、気取りがなくて親しみやすい雰囲気。
ソファ席があって、そこでくつろいでると思わず居眠りしそうになるくらい。
メニューはスリランカティーが多いけど、アッサム、キーマンなどのほか、フレーバーティーやアレンジティーも充実。
珍しい国産紅茶もあるが、ダージリンは季節限定。
ここはスイーツがとてもおいしくて、特にスコーンは大好き。
季節ごとに限定スイーツが出るので、それも楽しみ。
女性二人でやっていて、二人とも素敵な人。
茶葉やティー小物も買えます。
紅茶専門店 ディコヤ
10年以上続く紅茶専門店。
ここもスリランカティーが中心で、ダージリンは季節限定。
スイーツではワッフルが有名。
確かにワッフルは美味しいんだけど、シロップのかかったワッフルを食べちゃうと、紅茶の微妙な味は全然わからなくなるのが悩ましいところ。
お店が広いので、茶葉やティー小物を置いてある売り場も広くて、いろいろ見てると楽しい。
ただ、茶葉は遮光されていないのがちょっと残念。
紅茶専門店チャチャドロップ
ディコヤで修業したマスターが開いたお店。
当然のことながら、ディコヤの影響を濃厚に受けているので、メニューや茶器などはディコヤにかなり似ている。
私は一度しか行ったことがないが、ちょうどオータムナルの時期だったのでそれをオーダーしたら、味も香りもしなくて残念だった。
マスターのブログで、「味がしなかった、とツイッターで書かれたことがある」という記述を読んだこともあるので、茶葉の量の調整に努力されている様子。
ティーコジーがとてもかわいいのが特徴のひとつ。
石渡紅茶
「紅茶専門店 札幌」で検索すると、必ず上位に出てくるお店。
先に挙げたお店と違い、ここは茶葉を濾した状態でポットに入って出される。
そのため、時間が経っても濃くなったり渋くなったりということはまずない。
ここは好みの分かれるところだろうけど、私個人的には、時間とともに味、色、香りが変化するのも楽しみの一つだと感じているので、ポットの中に茶葉が入っている方が好きである(紅茶を飲んだ後の、茶葉の状態を見るのも好き)。
あと、ティーコジーがないのはとても残念。
ティーコジーひとつで、本格っぽさが増すのに!
阿毘達磨

不思議雰囲気の隠れ家的お店。
紅茶専門店ということになってはいるが、コーヒーも置いてある。
ここも、茶葉が濾してあるんだけど、不思議と物足りなさは感じなくて、とてもおいしくいただけた。
ついでに言うと、ティーコジーもなかったんだけど、こちらもそれほど気にならず…
お店の雰囲気が独特で、その魅力が大きいから、ほかの欠点は気にならなくなっちゃったのかも。
お店にいるのは女性だったけど、この方もとても素敵でした。
静かな雰囲気を楽しめるお店。
他にも有名なお店はあるのだが、機会がなくてまだ行っていない。
今後、新規開拓していくのを楽しみにしている。