名古屋は大都市だが、電車で1時間も移動すると牧歌的な風景になる。
かんぽの宿・知多美浜までは、知多奥田の駅からタクシーで行けばいいやと思っていたが、駅前にタクシーなど1台もいない。
1.7kmほどなので歩いても知れてるかと思って歩き始めたが、大きな誤算があった。
まず梅雨らしからぬ晴天と暑さ。
そして荷物が重い(出張を入れると4泊の旅だ)。
さらに自分の方向音痴。
道に迷い(真の方向音痴はナビを使っても迷う)、暑さと重さでへろへろ、膝と足首が痛くなり、泣きそうだった。
マジで熱中症になるかと思った。
通常の倍くらい時間をかけてなんとか到着。
宿で送迎車のサービスがあるので、それを予約しておくべきだった。
でも、みごとなオーシャンビューで疲れがとんだ。
ウェルカムドリンクは自分でいれたカフェオレ。
ここへはとにかくのんびりするために来たので、観光などは一切なし。
ごはん食べてお風呂に入って寝るだけ。
そのごはん。
お酒が飲めないので、こういう時の飲み物は水かコーラ。
食堂へ行くと家族連れが多く、3世代と思われる多人数の団体も。
親戚一同で温泉旅行かな。
私は一人なので少々寂しかったが、美味しかったからいいのだ。
無言で食べて幸せを噛みしめる。
翌日はセントレア空港へ。
飛行機に乗る前にお昼ごはん。
トルコ料理のお店で、ドネルケバブサンドを食べた。
ここはハラル認証を受けているとのことでムスリムっぽい人もちらほら。
そういう人たちにとっては、こういうお店がもっと増えたら便利だろうと思う。
私はトルコ料理が好きなので、日本のあちこちで食べられるようになるのは大歓迎である。
最後に空港でお風呂に入り(温泉ではなかったようだ)、さらば名古屋。