2012年02月08日

ニューイヤーコンサート

毎年1月に、江別市で行われるニューイヤーコンサートを聴きに行くのを恒例にしたいのだが、ブログを見てみると、前回聴きに行ったのは2008年
行けそうで行けないのだ。

2009(2010かも?)年は、確か大雪で行けなかった。
去年は、会場に入って、開演5分前のアナウンスが流れたときに職場から電話。
その日の夜勤者が、身内に不幸があって出勤できないので、かわりに来てほしいという内容だった。
そのため、泣く泣くホールを後にして、仕事に行ったのだ。
その電話があと10秒遅かったら、ケータイの電源を切っていたことは間違いなく、だとしたら夜勤に行くこともなかったと思う。
残念だが仕方がない。

さて今年こそは聴くぞ、と気合を入れて出かけた今回。
曲目は、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番。

この有名な曲、私もとても大好きな曲で、初めて聴いたとき(20代の頃だ)には、なんて劇的な曲だろうと感動で鳥肌が立った。
それからずっと大好きな曲。
最近は、車の中でラフマニノフのCDをかけているので、毎朝の出勤はラフマニノフをBGMにしている。

初めて聴く、生のラフマニノフ2番。
生での演奏って、どうしてこんなに感動するのだろう。
演奏が始まってすぐ、ピアノのソロのあと、低音の弦楽器によるうねるような旋律に入るが、そこで泣いていた。
心を揺さぶる音楽があるとしたら、これがまさしくそうだと思う。
なぜこんなに、感動させる曲を書けるのか。

ラフマニノフと言えば、私が思い出すのは、古い話で恐縮だが、アルベールビルオリンピックでの伊藤みどりである。
あの時には、彼女がトリプルアクセルを成功させるかどうかが注目の的になっていて、ショートプログラムでは、プレッシャーのあまりトリプルアクセルをトリプルルッツに変更して失敗。
フリーで飛べるかどうか、日本中(世界中かも)が期待とともに見守る中、1回目は失敗。
もう1回挑戦するだろうか…無理かな…、という雰囲気の中、後半、このラフマニノフピアノ協奏曲第2番第3楽章で最もドラマティックに盛り上がる瞬間、見事にトリプルアクセルを決めたのだ。
きっと、見ているすべての人がため息を漏らしたと思う。
演奏を聴いて感動で泣きながら、そんなことを思い出していた。

この日のピアニストは水谷桃子さんという若手。
プロフィールを見ると東京芸大の現役の学生だそう。
学生であっても、才能ある人は見事な演奏をするのだな。
08年のデームスのピアノも素晴らしかったけど、人を感動させるのに、年齢は関係ないのだろう。

今年のニューイヤーコンサートは、ラフマニノフのほかは、ベートーベンの田園。
これもとても有名な曲だが、ラフマニノフの感動が強すぎたのか、それほど印象に残っていない。


江別市は札幌市の隣の、人口10数万程度の市。
札幌が近すぎるため、こういうコンサートやイベントは少ないのだが、このニューイヤーコンサートは毎年素晴らしいレベルだと思う。
オーケストラは札響で、指揮者、ソリストとも毎年一流の人が呼ばれている。
聴いたあとは、必ず満足な気分で帰途につく。
そしていつも、今年はもっと生の演奏会をたくさん聴きに行きたいなぁと思うのだが、それはあまり実現されたことがない。
今年はどうなるかな?

posted by じょあろ at 12:36| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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