2015年12月20日

バロック音楽

今年の4月からあるお稽古事を始めたのだが、そのレッスン中によくバロック音楽がかかる。
もともと大好きなバロックについての独り言。

カノン(パッヘルベル)
言わずと知れたバロックの代表曲。
CMとかでよく使われているので、この曲を聴いたことのない人はいないのではないだろうか。
私が初めて聞いたのは、中学の時だったかなぁ。
NHKの「名曲アルバム」が初めてだった。
たちまち大好きになり、当時はお金がなかったので、FMから録音して聴いていた気がする。
この曲は、私にとっては「朝」のイメージ。
希望とか夜明けとか、そういう言葉がぴったりくる。
初めてこの曲を聴いてから何十年も経ち、その間辛いことや落ち込むこともあったけど、いつもこの曲が気持ちを慰めてくれたなぁと思う。

アルビノーニのアダージョ(ジャゾット)
この曲も、買ったCDのほとんどに入っているバロックの代表曲である。
初めて聞いたのは高校の時だった。
NHKのドラマ「あ・うん」のテーマ音楽で、当時、クラシック音楽がドラマのBGMとしてこんなに合うなんて衝撃だった。
悲しさと可笑しさが絶妙なバランスで同居する不思議な雰囲気のドラマで、今でもいくつかのセリフを覚えているほど印象に残っている。
このアダージョの泣きそうなほど美しく物悲しい旋律が、登場人物の複雑な思いを代弁しているようでとても効果的な使い方をされていた。
今聴いても少しも古さを感じない、しみじみと深い曲である。

オーボエ、チェロと弦楽合奏のためのアダージョ(ツィポーリ)
この曲は、他の曲が聴きたくて買ったCDにたまたま入っていたものなので、この年になって初めて聴いた曲である。
曲のあまりの美しさに胸を撃ち抜かれた。
とてもドラマチックで、まるで映画音楽のよう。
私は気に入った曲を見つけると、100回も200回も、一日中同じ曲を聴き続けるというクセがあるので、しばらくこの曲ばかり毎日聴き続けていた(それでもあきない)。
中学生の頃からバロックは好きだったのに、どうしてこの曲は今まで知らなかったのだろう。
人生にはいろいろなことがあるけど、たとえつらい時でも、光はきっと近くにあると教えてくれる、そんな曲。
オーボエの艶のある音と、チェロの落ち着いた音が交互にメロディを奏でる。
最後の方に高音のトリルがあるのだが、高音のトリルってこんなにも心を高揚させてくれるのだなぁとあらためて気付かされる曲。
何度も聴いているのに、そのトリル部分が近づくと思わずどきどきしてしまうほど好き。
そして私は、ツィポーリという作曲家も知らなかった。
数百年も昔の作曲家が、こうして多くの人を感動させる美しい音楽を残してくれているってよく考えるとすごいことだと思う。

トランペット・ヴォランタリー(クラーク)
この曲、初めて聴いたのは高校の時だった。
その時にはそれほど感動しなかったのだが、最近買ったCDにたまたま入っていて聴きなおして、やっぱりいい曲だなぁと思いなおした。
とても貴族的な印象の曲で、聴くと思わず背筋が伸びるような誇らしさに満ちた曲である。
トランペットの伸びやかな音がなんとも美しく、トランペットを吹く人ならだれもが憧れるのではないかと思う。
最近は、テレビでCMに使われているので聞いたことがある人も多いかもしれない。
嵐の大野智氏がナポレオンのような格好で出演するCM。
作曲のクラークはイングランドの人で、この曲はある王族のために作曲したとのこと。
貴族的な雰囲気を感じるのもうなずける。
ナポレオンはフランスだが、高貴な雰囲気という意味では納得できる選曲である。
posted by じょあろ at 16:19| 北海道 ☔| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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