2006年08月19日

19×19

趣味のひとつが、実は囲碁である。
なんとなく覚えて、いつの間にか趣味になったのではない。
3年位前、「一生続けられる趣味が欲しいな〜」と思い、女で囲碁ができたらカッコいいかも、という打算で囲碁を始めた。

ちょうどその頃、パソコンを買ったので、インターネットの囲碁入門などを使って勉強を始めたが、これが難しい。
無料の囲碁入門では、ごくごく初歩しか教えてくれないので、一応ルールは覚えたものの、誰かと対局できるようになるには程遠いレベルである。

やはり、タダで上手になろうというのは甘い考えかもしれないと思い、日本棋院の「ネット通信教授」を受講してみた。
学生時代を含めても、これほどマジメに勉強したことがあっただろうか?と思うくらい、一生懸命やった。毎日欠かさず。
ところがなぜか、全然打てるようにならない。断片的な手筋がいくつか頭に入っただけで、実践力がないということか。
ネットのゲームサイトなどでやろうと思っても、碁盤のどこに石を置いていいのか、全然わからない。

「ネット通教」もいいが、これは問題集を解いているようなもので、リアルタイムで質問したり、教えてもらったりということがほとんどできない。だから、打てるようにならないのか。
ならばやっぱり、リアル対局で習ってみようと思い、市でやっている「囲碁同好会」に出かけてみた。
ここは、メンバーの半分以上が「知的な初老の紳士」。
皆さん、めちゃくちゃ強くて、私なんかを相手にしていただくのは申し訳ない。
初心者もいるにはいるが、小中学生ばかりなので、あっと言う間に上達して段位を取っていく。
それにひきかえ、おばさんの私は、どこが自分の地で、どこが相手の地なのかさっぱりわかるようにならない。
相変わらず、どこに石を置けばよいのかわからないまま。19×19の碁盤が、とてつもなく広く感じる。

結局、この囲碁同好会もやめてしまった。


その後、携帯の囲碁サイトを見つけ、そこでの対局を楽しむことにした。
「ボーゲー王」というサイトである。
ここでは、時間のあるときに手を進めればいいので、自分のペースでできて気楽なため、ずいぶんたくさんの人と対局を続けている。
今まで、700以上の対局をしている(勝率は…5割弱たらーっ(汗)
顔は知らないが、何度も対局して親しくなった人もいるし、定石を教えてくれた親切な人もいて、今や毎日の生活に「ボーゲー王」は欠かせないものになっている。


最近は、患者さんと囲碁をしている。
精神科病棟に勤務しているので、相手は、薬物依存症の患者さんだ。
手にじかに石を持って打つ対局は久しぶり。石の感触が心地よい。

本当は、私なんか相手にならないくらい強いのに、楽しそうに対局してくれるのがありがたい。
「これはいい勝負だぞ」と必ず言ってくれるのだ。本当はかなりの大差がついているのに。

しかし、そんな患者さんも、退院が決まった。
直接石を打つ囲碁も、もう残りわずかだなぁ〜。

posted by じょあろ at 22:41| Comment(6) | TrackBack(0) | 囲碁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする