私は日本語しかしゃべれない。
でも、旅行に行く前、少しは言葉を勉強しておかないとやばいだろうと思った。
どうやって勉強するか。
お金をかけたくないし、スクールに通うとか面倒なこともしたくない。
結果、NHKのEテレで勉強することを選択した。
おとなの基礎英語
一応「大人」が対象で、でも「基礎」英語。
中学レベルの英語で、海外旅行などで使えるフレーズを教えてくれる番組。
ナビゲーター(生徒役)は坂下千里子。
ちりちゃん、多分英語全然得意じゃないと思う。そこが良かった。
たどたどしい英語を頑張っている様子はとても親近感が持てた。
「忘れてもよい」というコンセプトなので、全体的にゆるい雰囲気で、ジェイソンもエイミーも楽しかったし、松本先生も面白かったな。
1日10分の放送で、週4回。
短時間なので、忙しい大人でも無理なく見られるのではないだろうか。
その成果は、というと、それほどなかったのだけれど… 何しろ聞き取れなくて…
でも面白かったので、旅行が終わって現在も視聴中。
テレビでフランス語
フランス語は、「メルシー」と「ボンジュール」くらいしか知らなかったので、ちょっと真剣に勉強した。
旅行前に3か月ほどテレビを視聴して、挨拶の言い回しとか「これください」などの言葉を丸暗記して、少しは役に立ったかなというレベル。
何しろ、若い頃と違って頭が硬くなっているので、新しいことが全然覚えられない。
でもこの番組は、ビズ(頬にチュッとする挨拶)のやり方を教えてくれたりして、単なるフランス語のお勉強だけじゃなく、フランス文化にも触れてくれていると思う。
お店に入った時、客の方は、日本では基本無言だけど、フランスでは必ず「ボンジュール(夜はボンソワール)」と挨拶する、と教えてくれたのもこの番組。
お店とかで、こちらが「ボンジュール」と挨拶すると、向こうの人もニコッとしてくれたりして、そんなところからコミュニケーションって始まるのかなと思ったりする。
この番組は、週1回で1回25分。
レベルは、挨拶に毛の生えた程度だけど、それでも新しい言語を学ぶのは楽しい。
ナビゲーターは渡部豪太で、ネイティブスピーカーはマルゴとピエール。
この3人とも楽しかったし、先生はかわいかった。
なかなか覚えられないけど、現在も視聴継続中。
テレビでドイツ語
スイスでドイツ語を使うことがあるかな?と思ったので一応勉強したけど、旅行中に使う機会はなかった。
チューリッヒがドイツ語圏だけど、飛行機の乗り継ぎで立ち寄っただけなので、「グーテンターク」を耳にしただけである。
ドイツ語は、学生時代第二外国語で勉強していたので、なんとなく懐かしい感じがして、フランス語よりは親しみがある。
しかし、「テレビでフランス語」と比べると全然雰囲気が違うなぁ。
私が見ていた時のナビゲーターは岡田義徳。
なんかちょっと根暗な雰囲気で、番組全体もテンポが悪かったかな〜
あまり楽しい雰囲気ではなかった。先生は良かったけど。
ただ、発音コーナーに出ていた子ども、ミュウちゃんがとっても可愛かった!
お父さんがドイツ人で、日本の大学でドイツ語を教えているらしい。
お父さんと一緒に発音の練習をするんだけど、舌足らずな感じがなんとも。
この番組も、週1回で1回25分。
半年がワンクールなので、今はナビゲーターも先生も違う人になっている(今も視聴中)。
しごとの基礎英語
これは、今年の10月から見始めた。
「オトキソ」に比べるとずいぶん難しい感じ。
頑張って聞き続けていれば、少しはネイティブの発音も聞き取れるようになるかと思って続けている。
でも、番組ではネイティブの人もかなりゆっくり話してくれているみたいなので、この番組で聞き取れるようになっても、ネイティブの普通の会話スピードについていけるかどうかはまた別かも…。
ナビゲーターは篠山輝信。
彼だけ、台本も何もないためドラマの内容も知らされず、リアルな英語力でミニドラマに参加している(かなりかわいそう)。
ネイティブのルーシーさんは、明るくて元気。
そして日本語も上手。
ビジネスでは凄腕。というパワフルな女性である。
「オトキソ」よりも長くて難しくて、大人っぽい表現が多い。
ビジネスで使える表現がメインだから、海外旅行程度ではそんなに使えないかな?
1回10分で週4回。ここは「オトキソ」と同じ。
「オトキソ」のおにいさん的存在の番組。
2014年12月07日
2014年11月25日
旅行中役に立ったもの
点鼻薬
数年前から、飛行機に乗ると耳が痛くなって耐えられない、という状態に悩まされていた。
そういう状態を「航空中耳炎」と言うらしい(すごい名前)。
自分でできそうなことはある程度試してみたがほとんど効果がなかったので、旅行前に耳鼻科を受診し事情を話すと、「強制的に耳の空気が抜けるような薬を処方しましょう」と言われ、点鼻薬が出された。
この点鼻薬は、鼻づまりの時とかに使われる薬だったが、耳と鼻はつながっているから、結局そういうことなのかと納得。
千歳から羽田に行くときに使ってみたら、ウソのように楽。
高度が変わると、耳の中でちょっとぴしぴしという音がして努力しなくてもすんなり空気が抜ける。
国際線でも、耳が痛くなることは全くなくてとても快適。
次に飛行機に乗る時もこれは必需品。
Wi−Fiルーター
今の時代、大半の人がスマホを使っていると思う。
私はガラケーとタブレット派だが、グローバルWi-Fiというところであらかじめルーターをレンタルしておいた。
ルーターさえあれば、旅行中も普通にスマホやタブレットが使えるので非常に便利。
お店を探したり、Googleマップで道を調べたり、SNSに投稿をアップしたり、家族と連絡をとったり、とストレスなくネットが使える。
ホテル内には一応Wi-Fi環境が整っているはずなのだが、接続が不安定みたいで、使えたり使えなかったりすることが多いので(ジュネーブもパリもそうだった)、ルーターを使う方が間違いないかも。
通信さえできれば、どこか知らないところに行くのもナビとかマップとか使えるし、お店を探すのもスムーズで、知らない外国でもなんとなく心強い。
ブレンドオイル
飛行機に乗る時は液体の持ち込み制限があるし、荷物は少しでも減らしたい。
クセのないオイルをブレンドして約30mlにして、これ1本でいろんな用途に使うことにした。
クレンジングオイル、フェイシャルオイル、ヘアオイル、マッサージオイルを1本で間に合わせる。
慣れない石畳を歩き回って膝が痛くなったので、精油をオイルで希釈してマッサージしたら次の日にはずいぶん楽になっていた。
ブレンドの内容は… よく覚えていないけど、たぶんホホバとマカダミアとスクワラン、セサミあたり。
このへんは好みでいいと思うが、オイルをあらゆる用途に使うためには、酸化しにくく、適度の保湿感があり、べたつかず… という条件を満たしてくれたら合格だと思う。
着圧ストッキング
何年か前までは、何の不都合もなく飛行機に乗れたのに、最近は体にけっこう負担が来ているのがわかる。
上に書いたように耳が痛くなったり、下肢がむくんだり。
脚がむくむというのも結構つらいもので、ひどくなると歩くのも苦痛になってしまう。
札幌⇔東京の短時間でもむくんでしまうので、10時間以上のフライトならどんなことになるのか、想像しただけで恐ろしかったので、着圧ストッキングを買ってみた。
これはかなり効果があり、国内線では全然むくみナシ、国際線では12時間を超えたくらいで軽いむくみを感じた。
血行が良くなるせいか、足の冷えにも効果があり、ずっとポカポカしていた。
私が買ったのは、医療用ではなくドラッグストアで売っているものだけど、それでもはっきりとした効果が見られた。
というわけで、半年前の思い出話はこれで終わり。
数年前から、飛行機に乗ると耳が痛くなって耐えられない、という状態に悩まされていた。
そういう状態を「航空中耳炎」と言うらしい(すごい名前)。
自分でできそうなことはある程度試してみたがほとんど効果がなかったので、旅行前に耳鼻科を受診し事情を話すと、「強制的に耳の空気が抜けるような薬を処方しましょう」と言われ、点鼻薬が出された。
この点鼻薬は、鼻づまりの時とかに使われる薬だったが、耳と鼻はつながっているから、結局そういうことなのかと納得。
千歳から羽田に行くときに使ってみたら、ウソのように楽。
高度が変わると、耳の中でちょっとぴしぴしという音がして努力しなくてもすんなり空気が抜ける。
国際線でも、耳が痛くなることは全くなくてとても快適。
次に飛行機に乗る時もこれは必需品。
Wi−Fiルーター
今の時代、大半の人がスマホを使っていると思う。
私はガラケーとタブレット派だが、グローバルWi-Fiというところであらかじめルーターをレンタルしておいた。
ルーターさえあれば、旅行中も普通にスマホやタブレットが使えるので非常に便利。
お店を探したり、Googleマップで道を調べたり、SNSに投稿をアップしたり、家族と連絡をとったり、とストレスなくネットが使える。
ホテル内には一応Wi-Fi環境が整っているはずなのだが、接続が不安定みたいで、使えたり使えなかったりすることが多いので(ジュネーブもパリもそうだった)、ルーターを使う方が間違いないかも。
通信さえできれば、どこか知らないところに行くのもナビとかマップとか使えるし、お店を探すのもスムーズで、知らない外国でもなんとなく心強い。
ブレンドオイル
飛行機に乗る時は液体の持ち込み制限があるし、荷物は少しでも減らしたい。
クセのないオイルをブレンドして約30mlにして、これ1本でいろんな用途に使うことにした。
クレンジングオイル、フェイシャルオイル、ヘアオイル、マッサージオイルを1本で間に合わせる。
慣れない石畳を歩き回って膝が痛くなったので、精油をオイルで希釈してマッサージしたら次の日にはずいぶん楽になっていた。
ブレンドの内容は… よく覚えていないけど、たぶんホホバとマカダミアとスクワラン、セサミあたり。
このへんは好みでいいと思うが、オイルをあらゆる用途に使うためには、酸化しにくく、適度の保湿感があり、べたつかず… という条件を満たしてくれたら合格だと思う。
着圧ストッキング
何年か前までは、何の不都合もなく飛行機に乗れたのに、最近は体にけっこう負担が来ているのがわかる。
上に書いたように耳が痛くなったり、下肢がむくんだり。
脚がむくむというのも結構つらいもので、ひどくなると歩くのも苦痛になってしまう。
札幌⇔東京の短時間でもむくんでしまうので、10時間以上のフライトならどんなことになるのか、想像しただけで恐ろしかったので、着圧ストッキングを買ってみた。
これはかなり効果があり、国内線では全然むくみナシ、国際線では12時間を超えたくらいで軽いむくみを感じた。
血行が良くなるせいか、足の冷えにも効果があり、ずっとポカポカしていた。
私が買ったのは、医療用ではなくドラッグストアで売っているものだけど、それでもはっきりとした効果が見られた。
というわけで、半年前の思い出話はこれで終わり。
2014年11月24日
旅行〜パリ・ルーブル
パリ3日目、ついにルーブル。
ルーブルは世界一有名な美術館なので混むことを予想し、前日のうちにプレイガイドみたいなところで前売り券を買っておいた。
お値段は12ユーロ。
出かけてみると、案の定ものすごい行列。1時間待ちくらい。
しかし、前売り券を持っていたら全然待たずに入れた。これはいい。

中はあまりにも広くて、どこから見ていいのか迷うが、とりあえず上の階からまわることにする。
やっぱりルーブルでも、みんな写真撮りまくり。
オルセーと違うのは、フラッシュをたこうが絵に背中が触れようが何も言われないところ。
あまりにお客さんが多いので、係の人も無気力になってしまうのだろうか。
私は写真を撮らなかったので、記憶に頼るほかないのだが、ルーブルには名画が集められていて大迫力だった。
たとえば、ルーベンスの「マリー・ド・メディシスの生涯」。
ひとつの広間の壁全体を使って展示している連作で、神話のようなダイナミックさなのだが、それだけではないことを本を読んで知っているのでなんとなく感じる滑稽感…
いちばんドキッとしたのはヴァン・ダイクの「狩り場のチャールズ1世」。
この絵は、チャールズ1世の視線が特徴的である。
生まれた時から王位継承者で、神に選ばれた特別な者と自覚して育った彼は、自分以外の人間は取るに足らない者に過ぎないらしく、ぞっとするほど冷たい視線で周囲を見下ろしている。
私の立った位置がちょうど良かったのか、絵の中のチャールズ1世とばっちりと目が合ってしまった。
人を見下す冷たい目だった。
そして、有名な「モナリザ」は、日本だけではなく世界的に人気らしく、絵の周りが黒山の人だかり。
とても近づけるものではなかった。
ここでどうしても見たい絵があった。ベラスケスの絵。
ただ、ベラスケスはスペインの画家なので、ルーブルにあるのは多くない。
1枚はあった。「王女マリア・テレサ」。
この王女の、人の良さそうな天然っぽさがかわいらしい。
あまりにもお育ちがいいと、こんな雰囲気を醸し出すのかもしれない。
そしてもう1枚、マルゲリータ王女の絵があるはず…

と思ったらこんなことになってた。
読めないけど、多分よその美術館に貸出し中。残念。
このマルゲリータ王女の絵を見て、ラヴェルが「亡き王女のためのパヴァーヌ」を作曲したという説がある(実は違うという説もありよくわからないが)。
青き血の犠牲になった薄幸のマルゲリータ王女の絵、見たかったな。
ルーブルは、世界中から人が見に来ているはずだが、館内の案内とかはほとんどフランス語で、英語の表記もあんまりなくてけっこう不親切だった。
でもアナウンスは5か国語くらいでやってたかなぁ(あいまい)。
日本語でも流れてて、「スリに気をつけましょう。荷物から手を離さないように」なんて繰り返し言ってた。
日本人はカモなのだろう。
たぶん4時間くらい歩き回ったと思う。
広くて人も多くてぐったり。
それに、宗教画が多いので、キリストの磔刑図とか、誰かが誰かの首をはねた絵とかが多くて、日本人にはけっこうつらいのだ。心理的にも疲れる。
あまりに疲れて、せっかくの名画を見ても何も感じなくなってしまったので、もう限界かなと思ってルーブルを後にした。
1日で回ろうというのがどだい無理な話だった。
次は何年先になるかわからないが、また続きを見たいものだ。
一旦ホテルに戻った後は、せっかくなので観光地らしいところも行っておこうと思い、エッフェル塔へ行った。

エッフェル塔はまあ見たまんまで特にどうということもなく終了。
ルーブルは世界一有名な美術館なので混むことを予想し、前日のうちにプレイガイドみたいなところで前売り券を買っておいた。
お値段は12ユーロ。
出かけてみると、案の定ものすごい行列。1時間待ちくらい。
しかし、前売り券を持っていたら全然待たずに入れた。これはいい。

中はあまりにも広くて、どこから見ていいのか迷うが、とりあえず上の階からまわることにする。
やっぱりルーブルでも、みんな写真撮りまくり。
オルセーと違うのは、フラッシュをたこうが絵に背中が触れようが何も言われないところ。
あまりにお客さんが多いので、係の人も無気力になってしまうのだろうか。
私は写真を撮らなかったので、記憶に頼るほかないのだが、ルーブルには名画が集められていて大迫力だった。
たとえば、ルーベンスの「マリー・ド・メディシスの生涯」。
ひとつの広間の壁全体を使って展示している連作で、神話のようなダイナミックさなのだが、それだけではないことを本を読んで知っているのでなんとなく感じる滑稽感…
いちばんドキッとしたのはヴァン・ダイクの「狩り場のチャールズ1世」。
この絵は、チャールズ1世の視線が特徴的である。
生まれた時から王位継承者で、神に選ばれた特別な者と自覚して育った彼は、自分以外の人間は取るに足らない者に過ぎないらしく、ぞっとするほど冷たい視線で周囲を見下ろしている。
私の立った位置がちょうど良かったのか、絵の中のチャールズ1世とばっちりと目が合ってしまった。
人を見下す冷たい目だった。
そして、有名な「モナリザ」は、日本だけではなく世界的に人気らしく、絵の周りが黒山の人だかり。
とても近づけるものではなかった。
ここでどうしても見たい絵があった。ベラスケスの絵。
ただ、ベラスケスはスペインの画家なので、ルーブルにあるのは多くない。
1枚はあった。「王女マリア・テレサ」。
この王女の、人の良さそうな天然っぽさがかわいらしい。
あまりにもお育ちがいいと、こんな雰囲気を醸し出すのかもしれない。
そしてもう1枚、マルゲリータ王女の絵があるはず…

と思ったらこんなことになってた。
読めないけど、多分よその美術館に貸出し中。残念。
このマルゲリータ王女の絵を見て、ラヴェルが「亡き王女のためのパヴァーヌ」を作曲したという説がある(実は違うという説もありよくわからないが)。
青き血の犠牲になった薄幸のマルゲリータ王女の絵、見たかったな。
ルーブルは、世界中から人が見に来ているはずだが、館内の案内とかはほとんどフランス語で、英語の表記もあんまりなくてけっこう不親切だった。
でもアナウンスは5か国語くらいでやってたかなぁ(あいまい)。
日本語でも流れてて、「スリに気をつけましょう。荷物から手を離さないように」なんて繰り返し言ってた。
日本人はカモなのだろう。
たぶん4時間くらい歩き回ったと思う。
広くて人も多くてぐったり。
それに、宗教画が多いので、キリストの磔刑図とか、誰かが誰かの首をはねた絵とかが多くて、日本人にはけっこうつらいのだ。心理的にも疲れる。
あまりに疲れて、せっかくの名画を見ても何も感じなくなってしまったので、もう限界かなと思ってルーブルを後にした。
1日で回ろうというのがどだい無理な話だった。
次は何年先になるかわからないが、また続きを見たいものだ。
一旦ホテルに戻った後は、せっかくなので観光地らしいところも行っておこうと思い、エッフェル塔へ行った。

エッフェル塔はまあ見たまんまで特にどうということもなく終了。
2014年11月16日
旅行〜パリ
パリの2日目は美術館巡り。
今回の旅行の目的の一番がこれだったのでとにかく楽しみ。
行きの飛行機の中で気がついたのだが、この日はちょうど第一日曜日で、フランスでは第一日曜日に国立の美術館や博物館が入場無料となるらしい。
ありがたいシステムだが、めちゃくちゃ混みそうな予感。
いちばん有名そうなルーブルは避けて、オランジュリーとオルセーに行くことにする。
混雑を避けるために早めに行動。

11時頃にオランジュリーに着くと、行列は20人くらい。
このくらいなら待てる。
チケットの購入やもぎりがないので、思ったより早く入れた。
入る時には、空港みたいなセキュリティチェックあり。
オランジュリーは、モネを初めとした印象派がメインのミュージアムで、規模もそんなに大きくないのでまわりやすい。
でも、今まで本とか複製とかでしか見たことがない絵を生で見るというのは、思いのほか感動する体験で、初めて絵を見て泣いてしまった。
やっぱり、優れた芸術作品には、人の心を揺さぶる何かがあるのだろう。

次、オルセー。
こちらは混んでた!行列がとぐろを巻いて、2時間待ち。
やめて別のところを見たかったが、スケジュール的にこの日のうちにオルセーを見ておかないとキツイ。
しょうがないからおとなしく待つことにする。
美術館を見て驚いたのだが、どこも「撮影禁止」って書いてあるのに、観光客はみんなバシャバシャ写真を撮ってる。
いいのか!?と思ったけど、みんな当たり前に撮ってるのでそんなものらしい。
係の人の目の前で撮ってても特に注意されてないし。
ただ、オルセーでは、係の人が「フラッシュはたかないで」とか、絵を背にして写真を撮っている人に対して、「服が絵に触れています」と注意している場面を見た。
それ以外は自由。日本だったらありえないなぁ。
私も撮りたい気分だったが、名画を冒涜するような気がしたのでやめておいた。小心者なのかもしれない。
カメラも腕も底辺レベルなので、自分で撮影してもがっかりする結果にしかならないだろうから、それで良かったと思う。
ジュネーブでもそうだったが、観光するとかなり歩くので、足が疲れる。
美術館を出ると、自転車タクシーがたくさん客待ちしていたのでそれに乗ることにした。
石畳なので、乗り心地はいまいち。しゃべったら舌をかみそう。
でもラクチンだった。

これが、その自転車タクシーから見た光景。
ちなみにその自転車ドライバーはけっこうイケメンだった。
今回の旅行の目的の一番がこれだったのでとにかく楽しみ。
行きの飛行機の中で気がついたのだが、この日はちょうど第一日曜日で、フランスでは第一日曜日に国立の美術館や博物館が入場無料となるらしい。
ありがたいシステムだが、めちゃくちゃ混みそうな予感。
いちばん有名そうなルーブルは避けて、オランジュリーとオルセーに行くことにする。
混雑を避けるために早めに行動。

11時頃にオランジュリーに着くと、行列は20人くらい。
このくらいなら待てる。
チケットの購入やもぎりがないので、思ったより早く入れた。
入る時には、空港みたいなセキュリティチェックあり。
オランジュリーは、モネを初めとした印象派がメインのミュージアムで、規模もそんなに大きくないのでまわりやすい。
でも、今まで本とか複製とかでしか見たことがない絵を生で見るというのは、思いのほか感動する体験で、初めて絵を見て泣いてしまった。
やっぱり、優れた芸術作品には、人の心を揺さぶる何かがあるのだろう。

次、オルセー。
こちらは混んでた!行列がとぐろを巻いて、2時間待ち。
やめて別のところを見たかったが、スケジュール的にこの日のうちにオルセーを見ておかないとキツイ。
しょうがないからおとなしく待つことにする。
美術館を見て驚いたのだが、どこも「撮影禁止」って書いてあるのに、観光客はみんなバシャバシャ写真を撮ってる。
いいのか!?と思ったけど、みんな当たり前に撮ってるのでそんなものらしい。
係の人の目の前で撮ってても特に注意されてないし。
ただ、オルセーでは、係の人が「フラッシュはたかないで」とか、絵を背にして写真を撮っている人に対して、「服が絵に触れています」と注意している場面を見た。
それ以外は自由。日本だったらありえないなぁ。
私も撮りたい気分だったが、名画を冒涜するような気がしたのでやめておいた。小心者なのかもしれない。
カメラも腕も底辺レベルなので、自分で撮影してもがっかりする結果にしかならないだろうから、それで良かったと思う。
ジュネーブでもそうだったが、観光するとかなり歩くので、足が疲れる。
美術館を出ると、自転車タクシーがたくさん客待ちしていたのでそれに乗ることにした。
石畳なので、乗り心地はいまいち。しゃべったら舌をかみそう。
でもラクチンだった。

これが、その自転車タクシーから見た光景。
ちなみにその自転車ドライバーはけっこうイケメンだった。
2014年10月26日
旅行〜食
パリでの食事はどうだったのか、と言えば、さほど美味しかった記憶はない。
着いた日の夕食は、ホテル近くのビストロで食べたのだが、観光客向けのお店ではなかったので英語が全く通じない(私は英語もさほど使えないが)。
お店の人も通じなくて苦笑、なんとなくカンでメニューを指さしてオーダーするしかない。
ソフトドリンクを頼んだら、向こうが「ソダ?」と。
「ソダ」と答えたら、オランジーナが出てきた。
そういえば、「フランスの国民的飲み物」とか言ってたな。


これは、日本で言う「オニオングラタンスープ」。
美味しいけど、何もかも量が多い。
スープとパンだけでお腹いっぱいになる。

メインディッシュが来た時にはすでにあまり食べる気がせず、半分以上残した。
ホテルの朝食は、ジュネーブと同じバイキング。
ここは野菜が一切なく(サラダさえ無い)、チーズとハムとソーセージ、卵料理があるだけ。
ヘルシーじゃないなぁ。
ホテルの人がサーブしてくれるコーヒーは美味しかったけど。

パリ2日目、オランジュリーとオルセーを見た後、そろそろ和食が食べたくなってきた。
スマホやタブレットを持っていると、海外でも普通にインターネットが使えるので非常に便利である。
調べてみると、それほど遠くないところに、和食や中華のお店があるらしいので出かけることにした。
この日は日曜日だったので、そもそもフランス人が経営する店は全部お休みだった。
閑散とした商店街の中で、開いているのはアジア系のお店だけ、という状態。

パリで見つけた「北海道」。名前が気に入ったので、ここに入った。
和食かと思ったら、中華のお店。
お店をやっているのは中国系の人っぽかった。
注文を取りに来たのは東洋人の若い女性。学生かな?
日本語ペラペラなので「日本人?」と聞いたら、「中国とコリアのハーフです」とのこと。
5か国語話せるそうだ。すごいなぁ。

久しぶりのお米、おいしかった。
店名と言い、箸袋の文字と言い、日本人をターゲットにしているようだ。
着いた日の夕食は、ホテル近くのビストロで食べたのだが、観光客向けのお店ではなかったので英語が全く通じない(私は英語もさほど使えないが)。
お店の人も通じなくて苦笑、なんとなくカンでメニューを指さしてオーダーするしかない。
ソフトドリンクを頼んだら、向こうが「ソダ?」と。
「ソダ」と答えたら、オランジーナが出てきた。
そういえば、「フランスの国民的飲み物」とか言ってたな。


これは、日本で言う「オニオングラタンスープ」。
美味しいけど、何もかも量が多い。
スープとパンだけでお腹いっぱいになる。

メインディッシュが来た時にはすでにあまり食べる気がせず、半分以上残した。
ホテルの朝食は、ジュネーブと同じバイキング。
ここは野菜が一切なく(サラダさえ無い)、チーズとハムとソーセージ、卵料理があるだけ。
ヘルシーじゃないなぁ。
ホテルの人がサーブしてくれるコーヒーは美味しかったけど。

パリ2日目、オランジュリーとオルセーを見た後、そろそろ和食が食べたくなってきた。
スマホやタブレットを持っていると、海外でも普通にインターネットが使えるので非常に便利である。
調べてみると、それほど遠くないところに、和食や中華のお店があるらしいので出かけることにした。
この日は日曜日だったので、そもそもフランス人が経営する店は全部お休みだった。
閑散とした商店街の中で、開いているのはアジア系のお店だけ、という状態。

パリで見つけた「北海道」。名前が気に入ったので、ここに入った。
和食かと思ったら、中華のお店。
お店をやっているのは中国系の人っぽかった。
注文を取りに来たのは東洋人の若い女性。学生かな?
日本語ペラペラなので「日本人?」と聞いたら、「中国とコリアのハーフです」とのこと。
5か国語話せるそうだ。すごいなぁ。

久しぶりのお米、おいしかった。
店名と言い、箸袋の文字と言い、日本人をターゲットにしているようだ。
2014年10月25日
旅行 ジュネーブ〜パリ
ローザンヌに行った翌日、ジュネーブからTGVでパリに移動。

ヨーロッパの新幹線と記憶していたが、なんだか大して速くなかった。
むしろ、かなりちんたら走っている感じ。
おかげで車窓の風景は楽しめたけど。
パリまでは約3時間。
パリに着いたら、またトイレ探しである。
ジュネーブもローザンヌもパリも、圧倒的に公衆トイレが少ない。
日本なら、外を出歩いていてトイレに困ることはまずないのだが(よほどの田舎でもない限り)、こちらでは常にトイレのことを考えていると言っても過言ではない。
トイレを見つけたら、それほど必要性がなくても用を足しておく。
次に見つかるのがいつになるかわからないからだ。
パリ・リヨン駅で入ったトイレも当然有料。しかし、料金はローザンヌより安かった。
今回の旅行で、現地に来て最初に覚えたフランス語、「Sortie」。「出口」という意味。

リヨン駅からホテルまで、RERに乗った。
RERというのは、高速郊外鉄道などと訳され、メトロよりも長距離を高速で移動できる地下鉄だそうだ。
ガイドブックによると、RERは治安があまり良くないので夜は避けるべし、とのこと。
確かに駅は薄暗くて人気がなく、怖かった。
夜に限らず、昼でもRERはもうやめようと誓う。

パリのホテルは、部屋にお茶のサービスがなく、フロントそばのラウンジでセルフサービスとなっていた。
コーヒー、紅茶のほか、ジュースやコーラなどもあり。
お菓子も、小さなサイズのケーキやマカロン、フルーツなどかなりバラエティに富んでいた。
近所のスーパーで水や飲み物のお買い物。
一応水道水も飲めるらしいが、ペットボトルのほうが安心なので、水を数種類とコーラなどを買う。
水は、エビアンやコントレックスなど、日本でもおなじみのミネラルウォーターが多い。
私は炭酸好きなので、コーラが普通に売ってるのはうれしかった。

ボトルに書いてある名前が、パトリシア。
スイスでもスーパーで買い物をしたが、値段がレジの機械に表示されるから、数字を聞き取る必要がないので楽である。
そもそも、ほぼ何もしゃべらなくても買い物ができるのはありがたい。
ただ、挨拶だけはしないといけない、と教わったので、「ボンジュール」と「メルシー。オルヴォワール」だけは必ず言うようにした。
パリのスーパーで、レジを打っている店員が、他の客には「メルシームッシュー。メルシーボクー」と丁重にお礼を言っているのに、私には無言。
別に迷惑をかけた覚えもないし、普通に買い物をしただけなので、東洋人だからか観光客だからか、見下されたのかもしれない。
ホテルは、オペラ座の近くだったので、散歩がてらオペラ座を見に行った。

屋根の上に金のしゃちほこ(怒られそうだが)。
パリの建物は、どれもこれも豪華絢爛で見分けがつかないので、私にとってはこのしゃちほこがオペラ座の目印となった。

ヨーロッパの新幹線と記憶していたが、なんだか大して速くなかった。
むしろ、かなりちんたら走っている感じ。
おかげで車窓の風景は楽しめたけど。
パリまでは約3時間。
パリに着いたら、またトイレ探しである。
ジュネーブもローザンヌもパリも、圧倒的に公衆トイレが少ない。
日本なら、外を出歩いていてトイレに困ることはまずないのだが(よほどの田舎でもない限り)、こちらでは常にトイレのことを考えていると言っても過言ではない。
トイレを見つけたら、それほど必要性がなくても用を足しておく。
次に見つかるのがいつになるかわからないからだ。
パリ・リヨン駅で入ったトイレも当然有料。しかし、料金はローザンヌより安かった。
今回の旅行で、現地に来て最初に覚えたフランス語、「Sortie」。「出口」という意味。

リヨン駅からホテルまで、RERに乗った。
RERというのは、高速郊外鉄道などと訳され、メトロよりも長距離を高速で移動できる地下鉄だそうだ。
ガイドブックによると、RERは治安があまり良くないので夜は避けるべし、とのこと。
確かに駅は薄暗くて人気がなく、怖かった。
夜に限らず、昼でもRERはもうやめようと誓う。

パリのホテルは、部屋にお茶のサービスがなく、フロントそばのラウンジでセルフサービスとなっていた。
コーヒー、紅茶のほか、ジュースやコーラなどもあり。
お菓子も、小さなサイズのケーキやマカロン、フルーツなどかなりバラエティに富んでいた。
近所のスーパーで水や飲み物のお買い物。
一応水道水も飲めるらしいが、ペットボトルのほうが安心なので、水を数種類とコーラなどを買う。
水は、エビアンやコントレックスなど、日本でもおなじみのミネラルウォーターが多い。
私は炭酸好きなので、コーラが普通に売ってるのはうれしかった。

ボトルに書いてある名前が、パトリシア。
スイスでもスーパーで買い物をしたが、値段がレジの機械に表示されるから、数字を聞き取る必要がないので楽である。
そもそも、ほぼ何もしゃべらなくても買い物ができるのはありがたい。
ただ、挨拶だけはしないといけない、と教わったので、「ボンジュール」と「メルシー。オルヴォワール」だけは必ず言うようにした。
パリのスーパーで、レジを打っている店員が、他の客には「メルシームッシュー。メルシーボクー」と丁重にお礼を言っているのに、私には無言。
別に迷惑をかけた覚えもないし、普通に買い物をしただけなので、東洋人だからか観光客だからか、見下されたのかもしれない。
ホテルは、オペラ座の近くだったので、散歩がてらオペラ座を見に行った。

屋根の上に金のしゃちほこ(怒られそうだが)。
パリの建物は、どれもこれも豪華絢爛で見分けがつかないので、私にとってはこのしゃちほこがオペラ座の目印となった。
2014年08月18日
旅行 ジュネーブ〜ローザンヌ

旅行中は、ありがたいことにずっと天気に恵まれていた。
これはレマン湖を渡る橋から撮った写真。
ジェッドーと呼ばれる大噴水と日差しが美しい。
有名な、サン・ピエール大聖堂。
ジュネーブは、プロテスタントのローマと言われているらしく、教会が多い。




観光客多かった!
でも、おごそかで美しくて落ち着く感じ。

こちらは、ホテル近くの教会(名前忘れた)。
建物は小さいけど、おごそかさは同じ。
中では讃美歌の練習をしていた。
時間が合えば、礼拝にも出たかったな。
意図したわけではないのだが、ジュネーブで観光したのは教会ばかり。
少し足を伸ばして、ローザンヌに行ってみた。
大した目的があった訳ではないが、バレエコンクールなどで有名な地だから。
ジュネーブから鉄道で移動。

ローザンヌに着いて、まずトイレを探す。
売店の人に教えてもらって向かうと有料トイレだった。
人生初の有料トイレ体験である。

料金は2スイスフラン。
有料だけあって、キレイだし安心感がある。
しかし、日本では無料のトイレが当たり前だし、お金を払うのがもったいない。
と思って、無料のトイレを探してみたらあったけど、入ってすぐに後悔した。
暗くてじめじめして不潔だし怖い。
安心は、タダでは手に入らないのだ。
これ以降、トイレは有料のほうが良いと認識をあらためる。
ローザンヌでも聖堂に行ってしまった。



これはもしかしたらパイプオルガン?

ローザンヌからジュネーブに戻り夕食。
これは、フィッシュ&チップスみたいなものだろうか。
それにしても量が多い。
そしてあまりおいしくない。

2014年08月17日
旅行 ジュネーブ
ジュネーブのホテルはいわゆる老舗で、とても快適だった。
驚いたのはエレベーターの扉。
エレベーターが着いているはずなのになかなか開かないな、と思ったら、なんと手で引いて開けるタイプ。

これが、エレベーターの外観。
クラシカルな雰囲気がすてき。

ドアを手で開けたところ。
この内側にもう一つ扉があり、それは自動で開閉する。

お部屋に用意されていたウェルカムドリンク(ミネラルウォーター)。
きつねうどんは友達が持参。
ホテルの部屋に、ティーバッグとポットが用意されていたので紅茶を淹れてみた。
左下に、日本語のティーバッグ(ダージリン)が写っているが、それは羽田のホテルから持って行ったもの。

写真ではわかりにくいが、コーヒーのように濃いこげ茶色になった。
知識として、硬水で紅茶を淹れるとこんな色になるというのは知っていたが、目の当たりにすると感動する。
味はよくわからなかった。

ホテルの朝食。
ビュッフェ形式なのだけれど、野菜料理が少ない。サラダ(と言うか、葉っぱ)だけ。
大皿に盛られている葉っぱを、自分で好きなだけ取り分け、好みの調味料をかけて食べる。
その大皿の隣に、EXVオリーブオイルとシュガーディスペンサーに入った白い粉末があった。
塩だと思って振りかけたら砂糖だったので、思い切り甘いサラダになってしまった。
砂糖と言えば、ジュネーブではカフェやレストランに、こういうものが置いてあることが多かった。

中は、小さな錠剤が2粒ほど。
裏を見ると、どうもサッカリン(人工甘味料の一種)らしい。
なめてみると、異常なほど甘い。
おそらくスイスでもメタボと言うか、肥満が問題になっているのだと思われる。
人からはクロワッサンが美味しいと聞いていたので楽しみにしていたが、確かに美味しかったけどすぐ飽きた。
やっぱりパンは主食にはならないなぁ。
たちまちお米が恋しくなった。

こちらがホテルのアメニティ。
爪やすりがあって、歯ブラシがないのは、日本人から見ると不思議。
でもなんとなく高級感あり。
驚いたのはエレベーターの扉。
エレベーターが着いているはずなのになかなか開かないな、と思ったら、なんと手で引いて開けるタイプ。

これが、エレベーターの外観。
クラシカルな雰囲気がすてき。

ドアを手で開けたところ。
この内側にもう一つ扉があり、それは自動で開閉する。

お部屋に用意されていたウェルカムドリンク(ミネラルウォーター)。
きつねうどんは友達が持参。
ホテルの部屋に、ティーバッグとポットが用意されていたので紅茶を淹れてみた。
左下に、日本語のティーバッグ(ダージリン)が写っているが、それは羽田のホテルから持って行ったもの。

写真ではわかりにくいが、コーヒーのように濃いこげ茶色になった。
知識として、硬水で紅茶を淹れるとこんな色になるというのは知っていたが、目の当たりにすると感動する。
味はよくわからなかった。

ホテルの朝食。
ビュッフェ形式なのだけれど、野菜料理が少ない。サラダ(と言うか、葉っぱ)だけ。
大皿に盛られている葉っぱを、自分で好きなだけ取り分け、好みの調味料をかけて食べる。
その大皿の隣に、EXVオリーブオイルとシュガーディスペンサーに入った白い粉末があった。
塩だと思って振りかけたら砂糖だったので、思い切り甘いサラダになってしまった。
砂糖と言えば、ジュネーブではカフェやレストランに、こういうものが置いてあることが多かった。
中は、小さな錠剤が2粒ほど。
裏を見ると、どうもサッカリン(人工甘味料の一種)らしい。
なめてみると、異常なほど甘い。
おそらくスイスでもメタボと言うか、肥満が問題になっているのだと思われる。
人からはクロワッサンが美味しいと聞いていたので楽しみにしていたが、確かに美味しかったけどすぐ飽きた。
やっぱりパンは主食にはならないなぁ。
たちまちお米が恋しくなった。

こちらがホテルのアメニティ。
爪やすりがあって、歯ブラシがないのは、日本人から見ると不思議。
でもなんとなく高級感あり。
2014年08月12日
旅行 札幌〜東京〜チューリッヒ〜ジュネーブ
中学時代からの友人と、ヨーロッパ旅行に行った。
ずいぶん昔に、「年をとったら一緒に旅行に行こう」と約束していたので、思い切って連休をとって行ったのだ。
すごく楽しかったので、忘れないうちにその時の様子を書いておこうと思う。
5月下旬だったのだが、千歳から羽田に移動した時点で軽く衝撃。
かなり夜遅くだったにもかかわらず、信じられない暑さと湿度。北海道の8月より暑い。
相変わらず東京は不快指数が高くて住みにくい。
20代の頃は関東に住んでいたのだが、私の人生で、今後関東に住むことは絶対にないだろう。
予約してあった羽田近くのホテルに前泊し、翌朝成田へ移動。
時間が早かったので、ひどいラッシュにも遭わずにすんだ。
日暮里で友達と合流し、京成スカイライナーで成田へ。
成田からは、スイスインターナショナルエアラインズでチューリッヒまで13時間ほど。長い。
二人とも準備不足だったので、飛行機の中でガイドブックを読んで行く場所を決める。

チューリッヒでジュネーブ行きに乗り継ぎ。
チューリッヒはドイツ語圏だそうで、機内でのあいさつは「グーテンターク」だった。
ジュネーブに着いて、飛行機から降りるとフランス語圏になるので、「ボンジュール」に変わる。
同じ国の中でドイツ語になったりフランス語になったり、日本人には理解しにくい感覚である。
ちなみに、成田からチューリッヒまでの機内アナウンスは、英・独・仏・日の4か国語。
ジュネーブ空港からは国鉄でジュネーブ中央駅に移動。
空港で切符を買うんだけど、そのあとの改札がない。
矢印に従って進んでいくと、いきなりホームになってそのまま乗れる。
切符なくても乗れるじゃん。
スイスにはずるい人がいないのか。
5,6分でジュネーブ中央駅に着く。
そこからホテルまでは徒歩。
話には聞いていたが、こちらは日が長く、夜7時はまだ昼と同じ明るさである。
9時頃ようやく夕方になる。
気温はちょっと肌寒いくらいで湿度も低く快適。
東京よりずっと過ごしやすい。
そして、建物が美しく、道を歩いているだけで信じられないほど楽しい。

ずいぶん昔に、「年をとったら一緒に旅行に行こう」と約束していたので、思い切って連休をとって行ったのだ。
すごく楽しかったので、忘れないうちにその時の様子を書いておこうと思う。
5月下旬だったのだが、千歳から羽田に移動した時点で軽く衝撃。
かなり夜遅くだったにもかかわらず、信じられない暑さと湿度。北海道の8月より暑い。
相変わらず東京は不快指数が高くて住みにくい。
20代の頃は関東に住んでいたのだが、私の人生で、今後関東に住むことは絶対にないだろう。
予約してあった羽田近くのホテルに前泊し、翌朝成田へ移動。
時間が早かったので、ひどいラッシュにも遭わずにすんだ。
日暮里で友達と合流し、京成スカイライナーで成田へ。
成田からは、スイスインターナショナルエアラインズでチューリッヒまで13時間ほど。長い。
二人とも準備不足だったので、飛行機の中でガイドブックを読んで行く場所を決める。

チューリッヒでジュネーブ行きに乗り継ぎ。
チューリッヒはドイツ語圏だそうで、機内でのあいさつは「グーテンターク」だった。
ジュネーブに着いて、飛行機から降りるとフランス語圏になるので、「ボンジュール」に変わる。
同じ国の中でドイツ語になったりフランス語になったり、日本人には理解しにくい感覚である。
ちなみに、成田からチューリッヒまでの機内アナウンスは、英・独・仏・日の4か国語。
ジュネーブ空港からは国鉄でジュネーブ中央駅に移動。
空港で切符を買うんだけど、そのあとの改札がない。
矢印に従って進んでいくと、いきなりホームになってそのまま乗れる。
切符なくても乗れるじゃん。
スイスにはずるい人がいないのか。
5,6分でジュネーブ中央駅に着く。
そこからホテルまでは徒歩。
話には聞いていたが、こちらは日が長く、夜7時はまだ昼と同じ明るさである。
9時頃ようやく夕方になる。
気温はちょっと肌寒いくらいで湿度も低く快適。
東京よりずっと過ごしやすい。
そして、建物が美しく、道を歩いているだけで信じられないほど楽しい。
