栄丸の夕食は海鮮バーベキューと海鮮丼だった。
写真では伝わりにくいがかなりのボリューム。
特に美味しかったのが、月並みだがウニ。
私は道産子だが、普段はウニが苦手なのだ。
独特の臭みを感じるので、人生で3回くらいしか食べたことがない。
それが!
ここのウニは全く臭くなくて、ただただクリーミー。
新鮮だから?
今までも、海の近くで獲れたてのウニを食べたことはあったのだが、こんな味ではなく生臭かった(だから苦手になったのだ)。
素人考えだが、エサとか海の水質とかも関係してくるのかもしれないと思う。
天売のウニだから特に美味しいのだ。
ちなみに、焼き網で少し炙って食べるのがまた一段と美味しいらしいが、私は生の方が好み。
熱を加えると、生臭さが出るように感じた。
ウニの他は、イカ、タコ、エビ、ホッキ、一夜干しのカレイ、そして羊肉(焼尻の名産)だが、はっきり言って食べきれない。
海鮮丼だけでお腹いっぱいになったので、バーベキューは残してしまった。
ここの宿は民宿なので、飲み物はバーベキュー台の近くの自販機で買ってくださいと言われた。
むしろその方が安くていいかもしれない。
夕食後は、ウトウの帰巣ナイトウオッチのツアーを予約していた(これが見たくて、天売に宿泊したようなものなので)のだが、食べすぎのため動くのが億劫。
しかもお腹が痛くなり、ナイトウオッチの現地に行っても圧倒的に苦しかった記憶の方が強い。
鳥を見ずに、トイレにいる時間の方が長かったかも…
せっかく行ったのに、もったいないことをした。
いつも道北の旅は車中泊だが、天売では畳の上にお布団を敷いて寝ることができる(民宿なので、布団を敷くのはセルフサービス)。
ぐっすり眠れるだろうと期待していたら、思いっきり期待外れだった。
まず、壁が薄くて周囲の声が丸聞こえ。
夜遅くなってもしゃべっている人が多く、なかなか眠れない。
そして早朝、騒がしくて目が覚めた。
時計を見たら4:50。
何事かと思ったが、早朝の漁船クルーズに出る人たちらしい。
「◯◯さん、どこ行ったの?」「トイレ入ってるー!」と、かなりの大声なのでセリフまではっきり聞こえる。
高揚するのはわかるが、この時間なのでまだ寝ている客がいるかもしれないと考えられないのだろうか。
私以外の客は、10人くらいはいたと思うが、見たところ私より年上の人ばかりだった。
恐らくは、60代、70代…
だから、若気の至りとかではないのだが、マナーの良し悪しに年齢は関係ないのだな。
そんなわけで、せっかく畳の上にお布団を敷いて寝たというのに、車で寝た方がましという結果になった。
寝不足だが、朝ごはん。
こちらもすごいボリュームで食べきれない。
そして野菜が足りない…
前の日からほとんど野菜を食べていないので、ものすごく野菜不足な気分になる。
ご飯のおかずにトーストというのも不思議な感じ(味は美味しかった)。
初めての天売宿泊の感想…
自然や景色は素晴らしかったが、正直もう泊まりたいとは思わない。
夜うるさかったこともあるけど、けっこう重要な問題がトイレ。
私が泊まった宿では、客はたぶん10人以上いて、トイレが2か所しかない。
使いたいときにふさがっていて、待つことがけっこう多かった。
洗面所も2か所しかないので、歯ブラシをくわえて待っている人がちらほら。
そんな状態だから、洗面所で化粧ができず、仕方がないので部屋でやろうと思ったら鏡もない。
わかっていたら用意して行ったのだが…
次にもし行くことがあったら、民宿より旅館に泊まった方がいいかもしれないと思う。
天売から羽幌に帰った時には心底ほっとした。
羽幌は、フェリーターミナル、道の駅、コンビニなどきれいなトイレがたくさんある。
やっぱりトイレ問題は重要なポイントなのだ。
posted by じょあろ at 16:20| 北海道 ☔|
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